
1 シーズン
2 エピソード
大馬鹿代
ある地方の街。古びたママチャリを漕ぎながら風とともにやってくる大柄な女。 どこか人間離れした雰囲気と表情の女の名は、大馬鹿代(おおばかよ)。 ふとスナック・「すみれ」の扉に貼られた『ホステスさん募集』の貼り紙をジッと見据える鹿代。すると突然、店の扉が開き、中年男・飯田が包丁を持ったスナックのママ・すみれに追われて飛び出してくる。 その取っ組み合いの喧嘩に巻き込まれた大馬鹿代は、持ち前の馬鹿力で飯田を気絶させてしまう。この一件で飯田とすみれは逆に愛が深まってしまい、「私、この人と駆け落ちするからお店をよろしくね」とすみれは大馬鹿代に店の鍵を渡して出て行ってしまう。